アンフィニカスタムワークス

R-Zero Concept シリーズ製品について

《Q1》
R-Zero Concept ってどんなもの?
A1

《Q2》
他のプリアンプと何が違うの?
A2

《Q3》
R-Zero Concept シリーズ製品ラインナップは?
A3

《Q4》
そもそもプリアンプって必要?
A4


A1)R-Zero Concept シリーズについて

大好きなアコースティックギターの音色を、また世界中のルシアー達それぞれ音へのこだわりを形にしてきたギター1本1本の音色を、色づけすることなくそのままスピーカーから再生したい… 

プレイヤーが、選び抜いた楽器のサウンドを感じるがままに音作りができ、それをダイレクトにリスナーに伝えられるようにしたい… 

この願いを叶えるべく、長年プロオーディオ業界で培った経験と技術を元に企画開発し、ミスの許されないプロの現場で使われているスタジオ機器をワンオフで設計製造する会社の協力を得て商品化した、アンフィニカスタムワークス初オリジナルブランドのプリアンプシリーズです。

アコースティックギターにおいてリファレンスとなれるように…との願いを込めてReferenceの頭文字R、そしてこれから始まる0番目の製品という意味のZeroからR-Zeroと名付けました。

A2)R-Zero Concept シリーズの特徴

  • 桁違いの音の解像度
  • ダイナミックレンジの広さ
  • フラットでナチュラルなサウンド
  • 高音質・高機能・高耐久性 ・・・etc.
  • 挙げ出すときりがありませんが、「信号を歪めることなく、原音を忠実に再生する」を命題に、プレイヤーが必要な機能を使いやすく配置し、プロスタジオ機器の概念を元に、周波数特性・歪み・クロストーク特性といった業務用マイクプリアンプに必要不可欠な要素を詰め込み、耐久性・信頼性の高い日本製基板や厳選パーツを適材適所に使用し、長年プロスタジオ機器を手掛けてきた熟練工の手作業により組み立てられた、手工芸品とも言えるスタジオグレードのプリアンプです。

    プリアンプの商品化を考えるきっかけとなったのは、ピックアップの取付セッティングサービスでした。

    最初はお客様がお持ち込みされたピックアップを取り付けていましたが、どうしてもサウンドがエレキっぽくなってしまうことに納得がいかなくなり、「大好きなアコースティックサウンドをそのままスピーカーから再生したい」という強い思いから、オリジナルピックアップの製作し取付セッティングまで行うトータルサービスをはじめました。

    ところが、ピックアップサウンドで楽器本来の音「生音」を追求していくにつれ、どんなにピックアップ性能にこだわって製造し取り付けても、それを再生する機材によって音色が変わってしまう事に違和感を感じていました。

    市販されているプリアンプをいろいろ試してみましたが、納得のいくサウンドが得られるものがなく、「自分でつくるしかないのか?」と考えるようになりました。

    しかし納得のいくサウンドを追求すると、頭に浮かんだ構成パーツは、どうしてもベースとなるプロオーディオ概念からの発想となってしまい、それだけでもかなりのコスト高でした。楽器店やインターネットでは、アコースティックギター用プリアンプは1万円台のものから販売されています。また開発開始当初ターゲットとしていたソロギターマーケットでは、多くのプレイヤーから絶大なる支持を得ていたプリアンプも存在していましたので、様々な葛藤もありました。

    ただ「新しいモノを作る以上、自分が納得のいかない中途半端な商品を作り、納得のいかないまま頼りにしてくれるお客様に販売する事は、逆に裏切り行為になる」と奮起し、納得のいくギリギリのラインまで、使用するパーツから組み立てまで、拘り抜いて完成させました。

    そのため、最終的に楽器用機材としては破格の価格設定となってしまいましたが、最初に挙げた音質、品質、機能は、プロ・アマ問わず音にこだわるプレイヤーの方々に愛用されています。

    とはいえ、所詮はメーカーサイトです。自社製品を悪く書く人はいません。製作者の思いも強いですから「いいもの」としての記述がどうしても多くなります。

    昨今では、インターネットで様々なレビューを見聞きできますが、音の感じ方は人それぞれです。もちろん1万円台のもので十分なクオリティーと感じる方もいらっしゃると思います。価値観も人それぞれですので、これが「高い」か「この音質なら適正価格」か「この品質なら安い」と思われるか、いろいろな方がいらっしゃると思います。

    ただもし、あなたの気になっている機材のひとつに、選択肢の一つに、私たちのR-Zero Concept シリーズ製品があるようでしたら、
    百聞は一聴にしかず! 生で聴いてみて下さい!
    弊社デモルームで試奏可能です。
    また、2週間程度までの貸し出しも可能です。是非ご自身のギターで確認してみてください!
    ピックアップ付きのギターがない場合は、デモギターも合わせてお貸し出ししますので、お気軽にご相談下さい 。
    ◆お貸し出し時の注意点
  • 貸出時には身元確認のため免許証のコピーをご提出いただきます。
  • 送料につきましてはお客様負担でお願いしております。
  • ご予約順に貸出しておりますので、貸出期間は厳守にてお願いいたします。
  • お貸し出し中に、著しい損傷・破損が生じた場合は、その修理代をご負担いただきます。
  • お貸し出し後、製品のご感想・ご希望・ご要望などお聞かせ下さい。(今後の製品開発の参考にさせていただきますので、よろしくお願いします)
  • お貸し出しご希望の方は、お名前フルネーム、配送先の郵便番号、ご住所、ご連絡先お電話番号、メールアドレス、借りたい製品モデルとご希望の時期を明記の上、こちらのメールclickから、お申し込み下さい。

    A3)R-Zero Concept シリーズ製品ラインナップ

    R-Zero

    R-Zero

    アンフィニカスタムワークスの
    リファレンスとなる
    0番目のプリアンプ


    今までの楽器用アンプの枠にとらわれず、楽器用ピックアップもひとつのマイクロフォンであるという基本に立ち返り、業務用高性能マイクロフォンプリアンプというスタジオ機器の概念を元に設計製作したデュアルチャンネル・プリアンプシステムです。

    詳細はこちら


    Battery

    R-Zeroのヘッドアンプをユニット化
    シンプルかつ高音質な
    ヘッドアンプユニット


    サウンドを色づけすることなく基本となる信号をバッファリングする事、ピュアな信号を出力する事を第一に、使いやすさを考慮した小型軽量化モデル。

    詳細はこちら


    FidelityD.I.

    楽器本来のサウンドを忠実に再現
    2ch高音質コンパクトD.I.


    楽器本来のサウンドに「Fidelity=忠実」であることを基本にスタジオクオリティーで仕上げた「原音のゲインを変えない」「信号を歪めない」高品質なダイレクトインジェクションボックスです。

    詳細はこちら

    TravelerQUATTRO

    FidelityD.I.

    携帯性と機能性を考慮しリモデル
    ストンプボックスタイプ


    ツアー時の荷物をできるだけコンパクトにしたいという声を受けて、このサイズ問題に取り組み、3つのフットスイッチを搭載したストンプボックスタイプに仕上げました。

    詳細はこちら

    TravelerPENTA

    PENTA

    お気に入りのプリアンプに
    R-Zeroの使い勝手をプラス!
    高性能5バンドイコライザー


    QUATTROからヘッドアンプを取り外し、EQを1バンド追加。ライン出力を装備した他社製のシンプルなヘッドアンプやプリアンプと組み合わせて使用可能な5バンドのイコライザーユニットです。

    詳細はこちら

    A4)プリアンプの必要性

    プリアンプは、ピックアップが拾った不安定な信号を、ミキサー等のオーディオ装置で適正に扱える信号に増幅するために必要な装置です。

    ピックアップの出力やインピーダンスは、タイプや製品により大小様々です。

    アンダーサドルタイプを含め、パッシブタイプのピエゾ素子を使用したピックアップは、インピーダンスいわゆる抵抗値が高く(およそ1MΩ~数MΩ)インピーダンスの低い機器(ミキサーの多くはマイクロフォン入力で600Ω〜数十KΩ、ライン入力で10KΩ〜数百KΩ程度)に接続すると、音そのものが変化をしてしまいます 現象としては、低周波数帯域が減衰し、キンキンぎらぎら、つんつんシャリシャリした、低域のない線の細いサウンドになってしまいます。そしてその信号がそのまま増幅されてしまうので、ノイズっぽいヒステリックなサウンドになってしまう傾向にあります。

    そのため、この高いインピーダンスをそのまま受け入れられるように設定された増幅回路を持つプリアンプを使用し、周波数特性を損なうことなく信号を増幅しラインレベルにするだけでなく、次に繋がる機器に適した低いインピーダンスに変換する必要があります

    アクティブタイプのピックアップについては、プリアンプが内蔵されているので、外部プリアンプは必要はない?

    既に信号は内蔵プリアンプで増幅され、インピーダンスも低く変換されていて、信号はそのまま次の機器への接続が可能ですので、結論から言えば不要です。
    ただし、アクティブタイプのピックアップも入力可能な外部プリアンプを使用することで、内蔵プリアンプにはない調整幅と音質が得られるメリットもあります

    R-Zero Concept シリーズ製品では、アクティブタイプのピックアップでも使用できる切り替えスイッチを装備しています。是非ご活用いただき、ハイエンドクオリティーの心地よいサウンドをお楽しみ下さい。